弊社音工房Zは開業から10年、ハイエンドスピーカーの音を自作スピーカーで実現するために製品開発を続けてきました。その道のりは決して平坦ではなく、苦労が多かったのも事実です。
しかし、ハイエンドと同等の音をはるかに安価なコストで自作することは可能であるという確かな手応えも得られました。
このレポートではこれまでの膨大な試行錯誤で培ってきたテクニックと知識を惜しみなくお伝えしています。
弊社音工房Zは開業から10年、ハイエンドスピーカーの音を自作スピーカーで実現するために製品開発を続けてきました。その道のりは決して平坦ではなく、苦労が多かったのも事実です。
しかし、ハイエンドと同等の音をはるかに安価なコストで自作することは可能であるという確かな手応えも得られました。
このレポートではこれまでの膨大な試行錯誤で培ってきたテクニックと知識を惜しみなくお伝えしています。
レポートの内容は読んで終わりではなく、どなたでも実際に取り入れられるものとなっています。
ハイエンドクラスの音を実現する自作スピーカーの具体的な図面も4つご用意しましたので皆様のご予算に合わせたスピーカーを製作できます。道具の使い方から、仕上げの仕方、セッティング方法まで丁寧に解説しました。
自作スピーカーの初心者からベテランの方、オーディオが趣味の方にも役立つ内容となっています。
ホームページでも公開していない情報をこのレポート限定で提供しています。
制作ノウハウや制作動画、弊社の虎の子である図面やネットワークはこれまで製品の購入者様だけに公開していたものがほとんどです。
また、一般の方にも沢山ご参加いただいたブラインドテストもすべて弊社が独自で行ったものです。
一般的なオーディオ雑誌やインターネット検索では入手できない情報が満載のレポートとなっています。
スピーカーのサイズとご予算に合わせた4つのスピーカーの図面とサブウーファー、スーパーツィーターの使いこなし・自作方法を解説しています。
ベースは全て弊社で実際に販売した製品の図面です。
ブラインドテストを経て市販のハイエンド品と遜色ないレベルの音が証明されたものだけを厳選して掲載しています。
どの図面もホームセンターで木材をカットして、スピーカーやパーツを購入すれば自作が可能です。
弊社で行ったブラインドテストの結果を全て公開します。
弊社のスピーカーキットと市販のハイエンド品を比較したテストでは全ての結果を隠すことなく公開し、市販ハイエンドクラスの自作が可能な証拠を示します。
きっとオーディオの真実の姿に驚愕されることでしょう。
テスト結果だけではなく、弊社スタッフによる開発メモやコメントなども公開していますので、オーディオ好きの方が読んでいて楽しめる構成になっています。
どんなに安くて音の良いスピーカーでも仕上げが悪ければ部屋に置く気が失せてしまいます。そこで「どのようにしたら自作スピーカーを綺麗に組み立てるか?」、「市販品のような優れた外観にするか?」の方法を伝授します。
また、スピーカーの調整・セッティング方法がいかに大事かという解説にも力を入れました。
ハイエンドの音を最短ルートで、最安値で手に入れるためにスピーカー以外の部分で大事なオーディオ運用についてもご案内しています。
「インパクトドライバー、トリマー」などの道具の使い方や、弊社製品を用いてR形状のスピーカーの組み立て方を動画で分かりやすく解説しています。
大胆な試みであるJBLのハイエンド機と音工房zの定番ユニットのブラインド比較に参加しました。
大まかに言えば全10曲でどちらも大差ない鳴りっぷりとリアリティーでした。
正直最初は比較対象がJBLS9800では相手が悪すぎると思いましたが、半分外れました(笑)過去にもB&Wとブラインドテストをされているのを拝見してこんなにも外れるものかね?と思ってましたがそうなんですね。またZーModenaの完成度がとても高いという言うことでしょう。
とても信じられない結果となりました。音が良いと思って選択をしたスピーカーが、JBLの高級機ではなく10問中8問音工房Zの小さいスピーカーでした。価格差を考えるととんでもないスピーカーを作ったものだと思います。
はじめまして。音工房Z代表の安達真と申します。
インターネットでは大山美樹音(おおやまみきお)というペンネームを使っています。「山の美しい樹の音を箱で表現したい」という思いからつけた名前です。
2006年にスピーカー自作のホームページを開設。
2009年には、完全に趣味が高じて「ハイエンドの「音」を追求するスピーカー専門 工房・音工房Z」を設立するに至りました。
現在までにのべ25000名を超えるオーディオファンのお客様から自作のスピーカーキットや弊社商品をご購入いただき従業員数6名の会社まで成長いたしました。
(※販売数は自社・アマゾン販売を含む)
銀座にある弊社のショールーム”パイオニア プラザ銀座”の2Fの展示フロアにPCハイレゾオーディオとして売り出そうとしている小型のオーディオシステムを設置した。広いフロアの真中に幅140cmのテーブルを置いてその上に並べたのだが、出てきた音は力が無く、砂に水が吸い込まれるように広い空間に音が吸収されて量感が全く出てこない。
アンプのパワーは15W+15Wあるがスピーカーが小型でバスレフダクトが背面にあるので後ろに空間があるととても貧弱になってしまう。改善するためにお手頃価格でコスパが良い音響パネルがないかと各社製品を検討していた矢先に音工房Zさんからのダイレクトメールにちょうど音響パネルの紹介が載っていた。
他社製品は高くてとても手が出せないが、音工房Zさんのはリーズナブルで見た目も良く、効果もありそう。 加工仕様は音を聴いて決めたと書いてあったので、これは期待できそうだと思った。コストアップに繋がる余計な飾り付けがなく、集成材を加工しただけのシンプルさが良い。
他を検討する余裕はなく、これだ!と思い、早速発注。発注に先だって、現場のレイアウト決定とシュミレーションを兼ねてスピーカーの背面に板を置いて反射音の効果を前もって確認しておいた。
後日、音響パネル背面の強化ボード追加貼り付けと展示テーブルのサイズに合わせる加工が必要だったが設置完了。
早速、音出し。
音は、欲しかった中低域の力感が大幅にアップし、低域の量感も増え、アンプにあるBASS BOOSTスイッチを入れる必要がないくらいになった。中高域も変に乱れることがなく、広がり、奥行き共に良好で申し分ない音場環境へと変身。ボリュームを上げると信じられないくらいの大音量が得られるようになりました。
大満足です。
会社の仕事としても同時に手配し、試聴室に置いて現在、日々の設計業務にとても重宝して使っています。
スピーカーのバックとサイドに配置すると女性ボーカルや楽器などの音がとても良く分かるようになり、音質を聴きながらの製品設計だけでなく、ノイズ確認などの不良解析にも使っています。ハイレゾオーディオ開発には不可欠な設備になりつつあります。ありがとうございました。
レコーディングスタジオlab.Lにて音工房Z様のZ103を2セット4枚導入させて頂きました。
約6帖のデッドな環境にZ103を使用する事で適度な残響音を作り、録音される音に立体感を与えれないかというのが導入の目的です。
早速、ドラムセットのレコーディングで実験をしてみました。
Z103をドラムセットの様々な位置に設置して残響をチェックしてみましたが 明らかに響きが変わる設置位置と、効果が出にくい場所がある事が分かりました。
その理由はドラムセットは、楽器の位置が360度様々な位置に打面(音が出る位置)が存在するので Z103を置く位置に近い楽器程、影響があるという事だと思われます。
より明確な効果を与えるには、ドラムセット全体を囲むように複数枚使用するか、設置位置を床から0.5m前後上げるなどすると効果的ではないかと思いました。
一番効果的だったのは、バスドラムの前に3枚囲むように設置する事で、バスドラムと反響板の間に太い低音が体感出来たので ウーハーの様な効果を体感出来ました。
今回は試す事が出来ませんでしたが、音の出る位置が一定の管楽器やアコギなどでは もっと効果を明確に感じる事が出来ると思います。
そして今回、もう一つ違う使い方を、試してみました。それは、反響部分の裏側に、吸音材を貼り可動式の吸音壁としての使用です。
吸音は、効果が分かりやすいので明らかに残響感に変化が起きました。当スタジオのコントロールルームは、とてもライヴなので、モニタリングが難しい環境だったのですが とてもモニタリングし易い、環境に変化しました。
スピーカーの後ろや正面(エンジニアの背面)など、置き位置によって明確に音が変化するのでエンジニアの好みによって 置き位置を手軽に変えられるのはとても便利だと思いました。
総評としてZ103は、設置位置や反響面と吸音面などいろんな使い方が出来るし、とてもコストパフォーマンスの優れたアイテムはレコーディングスタジオにもオススメで来ます。
昨日は、”究極の自作スピーカー追求道”の大山美樹音さんが、新作BHを持って、遊びに来てくれました。この作品は、出来立てのホヤホヤだそうです!
ロシア製バーチ合板で組まれたエンクロージャーはいかにも頑丈そうで、デザインもシンプルながら、バッフル下の部分にはRを持たせており、プロの拘りを感じます。
サイズはD‐100より少し大柄。こんな狭い部屋で、本当に申し訳ないです・・・うちの唯一の利点は、日頃からSPを取っ換え引っ換えしている環境なので、一応ベストポジションに設置して聴くことが出来るということくらいかな?(不動のメインが無いってことですが・・・汗)
ということで、設置後すぐに測定・・・スイープ信号の音色が、今まで聴いたことのない程まろやかに聴こえます。信号音で先制パンチを食らうとは、思ってもみませんでした!(ワンパンチでノックアウトか!?)
いよいよ試聴・・・
デッドスペース以外には、吸音材をまだ入れていないということなので、実質吸音材ゼロ状態での試聴です。流石に組み上げたばかりで、吸音材もゼロなので、ホーンの癖はゼロではありませんが、やはり信号音どおり、とてもいい感じで、私好みの傾向です!(カウント8でかろうじて立つ・・・しかしフラフラ)
中域には強い突っ張り感が無く、かといって弱々しくも無く、強力ユニットのスピード感と強さを伴いながら、FE108EΣがあれほどおおらかに、滑らかに、優しく鳴るのを、私は始めて聴きました。ここまで暖かでスピードもある中域が出てくるとは驚きであり、また不思議でもありました!
低域はどっしりとして馬力があり、大物BHの風格充分!!(ボディーブローに一撃♪♪~)超低域が必要な音楽以外では、まず不足感は出てこないでしょう。高域は、ツーイーターを好みで追加しても面白そうですが、ここで完結させても、充分に魅力的な音です。(アッパーが顎にカスル!高等技術!)
先に書いたとおり、組み上げたばかり+吸音材ゼロなので、ホーンの癖はまだ中域以下に残っていますが、この音の方向で調整を進めて完成度を高めれば、最上等なBHになること間違いなし!
私には到底このような素晴らしい作品を作る腕は無く、自分のことを棚に上げての、かなり厳しい注文をさせていただきましたが、これは大山さんの志の高さを感じたからこそであります! 狭い部屋でも聴ける、本格的・大型(一般的には中型?)BHの完成を楽しみにしています!これは極めて個人的な希望かな・・結局CD3枚でKOされました~
「良い音・ハイエンドの音」というのは掴みどころがないもので、主観的な要素が非常に大きいのも事実です。
経験や先入観によっても大きく左右され、音のプロの間でも評価が割れることは度々おこります。
しかし、オーディオの世界はこの主観的な情報だけをベースにした非科学的な言論がメーカーや雑誌社を含め幅を利かせ過ぎていると思いませんか?
オーディオ製品の製作で最も重要なのは、科学的な測定やデータ収集を重視し、ブラインドテストによって聴感における効果を検証すること。
そして、コストパフオーマンスを追求することが最重要だと弊社では考えています。
弊社がブラインドテストにこだわりを持つようになったのは、非科学的なオカルトオーディオと決別し、科学的手法に基づく音作りを目指してきた当然の帰結でした。
お客様も参加されたブラインドテストの結果から商品開発へフィードバックできる情報は山のようにあります。
レポートの第2部ではこれまでに実施した全9回のテスト結果を全て公開しています。
私のオーディオの始まりは今は亡きオーディオ評論家で、私の師匠でもある長岡鉄男先生の本に書かれてあった「自作でハイエンドスピーカーの音を」という一節でした。このレポートを作成した理由は「超高級スピーカーと同等の音質のスピーカーを自作することは可能である」と知ってもらいたいという思いに尽きます。
当初レポートは有料の冊子としての販売も考えていました。レポートの総ページ数は750ページを超え、私のこれまでのオーディオのノウハウを詰め込んだものです。20,000円程度の商品として販売しても全く問題ないクオリティーである自信がございます。では何故このレポートを無料で公開すると決めたのか?
それは長岡鉄男先生が残してくれた自作スピーカーの哲学を広めたいという使命感。そして、信頼を失いかけ縮小が続くオーディオ業界に一石を投じ、雑誌等では絶対に書かれることがないであろう「高級オーディオの真実」をお伝えしたい。そのためにも、有料で読者様を狭めるより無料にして多くの人に読んでもらいたい。そう考えたのです。
私の自作ハイエンドオーディオの考え方に共鳴してくださる方が一人でも増えて、皆様のオーディオライフが少しでも豊かになってくれれば幸いです。このレポートが、皆様の今後のオーディオ羅針盤になり、より良いオーディオライフを楽しむことができるよう心から願っております。