最短60分で音出し可能
Z503-Woodhornの組み立て方
①仮組み
Z503-Woodhornの最大の特徴はボンドを使わずにビスのみで仮組みをしてすぐに音出しが可能な点です。ホーン本体の木口にはφ3の下穴があけてありますので、付属のビスで簡単に側板ととめることができます。
アダプターを取り付ける下穴だけはお客様がφ5のドリルで位置決めをして開ける必要がございます。フィンをつける・つけないを決めたい方はフィンをビス止めせずにつけたり外したりしながら音をお楽しみください。
<作業時間目安60分>
②研磨&補修
集成材は製造過程で、上の写真のような「チップ抜け」が一定量必ず発生します。10mm角以上の大きなものは弊社でパテにて修正いたしておりますが、それより小さいサイズのものはお客様のほうで木工パテにて修正をお願いします。
ホーンのR部分は機械で削ったナイフ跡や焦げ跡がございます。 ホーンのR部分や、側板、アダプター、フィンを#120→#200程度のサンドペーパーで研磨してください。<作業時間目安 2時間>
③組み立て
塗装をされる場合は、手の届きにくくなるスロートやフィン周辺は先に塗装したほうが良いので、④の工程と同時進行になります。フィンは付属の紙のテンプレートを使って位置決めが簡単にできます。
側板にボンドをつけてビスでとめてゆきます。
側板の接着を終えましたら、背面丸穴に少しボンドを入れ、丸棒を叩きいれます。のこぎり(アサリなし)で丸棒をカットしてできあがりです。<作業時間目安 1時間>
(写真右アダプターはV1のもので、V1.1より2穴、3穴、4穴ドライバーに対応したものに変更しております)
④塗装
塗装はしなくても使えますが、すると綺麗な飴色になり塗膜が木材を保護してくれます。塗装をする場合は組み立て途中で手の届きにくくなるホーンのスロート周辺は組み立て前に塗ってしまうと良いです。ボンドがつくところは塗装しないようにマスキングしてください。
スロート周辺の塗装を終えたら、本体を組んで、残りの部分を塗装します。<作業時間目安2時間>
⑤完成
乾燥が終えたら完成です。
アダプターにコンプレッションドライバーをつけ、その後本体と合体させます。<作業時間 15分>