Z702-Modena(V6)
2015年より販売しているZ701-Modenaを2022年8月改定し、Z702-Modena(V6) に改定いたしました。音道幅を20mmスリムにして音道を再設計いたしました。低域調整が容易な樹脂製テーパーダクトに変更しました。
- ■2015年の販売以来細かい音の改定を繰り返してきた、
最も売れている音工房ZのBHBS型スピーカーキットです。
- ■8センチのフルレンジ1発とは考えられない低域をだします。
- ■高域はフルレンジにありがちな癖やピークは皆無。 ネットワーク不要のため非常に生々しい音を楽しめます。
- ■2019年のV5からスピーカーユニットはZ-ModenaMK2に改定し若干のオーバーダンピング化傾向のユニットにいたしました。低域の抜けが一段と良くなりました。
- ■2022年V6への改定により箱の容積を小さくして音道を再設計しました。低域の量感はほぼそのままにより癖の少ない音になりました。テーパー付きのダクトの長さをカットすることで低域の量感調整が可能になりました。
- ■バックロードでありながら小型サイズですので、初心者でも簡単にスピーカーを組み立てることができます。置き場所にも困りません。
- ■1年に2回ほど生産いたしております。在庫がない場合、リンク先の「再販売お知らせ」にご登録いただくと再販売時にメールでご連絡差し上げます。
- ■ご購入の際に追加オプションを選択できます。▼ オプションを見る
開発経緯1
Z702-Modenaというスピーカーのコンセプト
本商品は弊社のフラッグシップモデルでありますZ1000に採用したバックロードホーンバスレフ(BHBS)の構造をキットとして安価にご提供することをコンセプトにした商品になります。
本スピーカーの内部構造はバックロードホーンで有名な評論家の長岡鉄男先生の設計のものと大きく異なります。 私、大山のスピーカー設計の師匠である石田健一氏のBHBS型構造をベースに弊社の音の味付けをした自作スピーカーキットです。
Z702-Modenaは2015年の販売当初は「Z701-ModenaBHBSmini」という名称でしたが、V3より「Z701-Modena」、2022年にV6へ改定して「Z702-Modena」 という名称に変更いたしております。
開発経緯1~5まではV1が完成するところまでを書いています。開発経緯6に以前のバージョンの特徴を書いています。スピーカーボックスの内部の音道構造は2015年の販売依頼細かい改善は重ねていますが基本構造は大きくは変えていませんので是非最初から最後までお読みください。なおバージョンにより外観や寸法が異なりますので、ご購入を検討してくださっている方は現販売の商品はこちらの販売ページの写真を参考にしてください。
このスピーカーシステム開発当初スピーカーユニットを決めずにいろいろなユニットと箱の組み合わせを試しました。価格と音を考え最終的に残ったがZ-Modenaです。このユニットは趣味でやっている時からとても音が良いと思っていたユニットを音工房Z用にカスタマイズして作ってもらったユニットになります。
写真の右は2019年にZ-Modenaの仕様を改定して若干のオーバーダンピング仕様にした「Z-Modena mk2」です。2019年の Z701-Modena(V5)より採用しております。
開発経緯2
ゼロからのエンクロージャー開発
■超小型の1機種目(8.1L)
一番最初に作った試作箱は弊社で販売していた小型の Z601-Modenaと似たサイズで作ってみましたが、 全く話になりませんでした。 BHBS方式と長岡方式の中間あたりを狙ってみたのですが、いかんせんサイズが小さすぎで低音が全くでなく、その代わりに中音だけがブーストされるという一番最悪のパターンになりました。
ここまで酷いと音道やポートをいじる気にも、測定にかける気にもなれずに次の試作に速攻移ることにしました。30Hzまでの低域を狙うと隣のZ1000のような大型サイズになってしまうので、小型でありながらその良さを十分発揮できるようなサイズを探ってゆくことにしました。
長岡鉄男先生の方式で頑張る場合はこのクラスのスピーカーユニットの場合最低でも2m程度の音道と20L程度の容積がないと低音増強効果は期待できないかなという印象です。ある程度の音道の長さを確保した上で中域量感を抑える仕組みが必要なようです。
■サイズを拡大した2機種目(13L)
続いて作ったのが試作2です。2機種目に作ったサイズは1作目の1.5倍強程度に拡大したうえで、Z1000に採用のBHBS方式に似せて作りました。
試聴結果は1作目に比べるとだいぶよくなった感じがしますが、Z1000と比べて試聴すると悲しくなります(汗) いくら同じ形式のエンクロージャーとはいえ箱のサイ ズとユニット口径が違うものを比較してもしょうがないのでZ601-Modenaをもってきて比較試聴しました。目標としてはZ601-Modenaより低域のローエンド部分が拡張し音のバランスをとることです。
※Z601-Modenaは現在Z601(V2)という名称でamazonで販売しておりまして大変高い評価を得ています。
試作の2作目はZ601-Modenaよりも若干ローエンドが伸びていますが、このくらいでは正直お客様を納得させることはできないかなという印象でした。ローエンド部分だけは若干Z601を上回っていますが、徹底的に音作りをしたZ601の方がサイズが小さいのに総合点では上の状態です。
現段階の試作はサイズ決めと低域をどこまで膨らませられるかがポイントなので、ポートの長さや径をいじりながらどのくらいのサイズでいけるかを確認していきます。
低音の量感はそこそこでていますのでこのサイズのユニットとしては十分と言えるのですが、どうしてもいつも悪い癖でどこまで低音が伸ばせるのか試したくなって箱のサイズ拡大に走ってしまいました(汗)。内部の音道調整と、ポート調整、そして 吸音材の調整で音全体は一気にグレードアップするのですが、低域のローエンド部分だけはほぼこの箱のサイズで決まるのでどうしても手が抜けない最初の設計の要であります。
開発経緯3
実験用トールボーイを含め3機種の試作
■さらにサイズ拡大の3機種目(18L-高さ450mm)
続いて作った試作3は試作2の音道と奥行方向にサイズ拡大しました。 内部の音道構造は2作目と一緒です。
2作目と3作目のサイズ比較写真です。 高さは約450mmで同じですが奥行きと幅を拡大しました。 この箱のサイズでやっと私としては満足のいく低音になりました。
3台試作した中で低音の再生能力が一番高く、 このスピーカー(試作3)から音を詰めてゆくのを決めました。 が、翌日にはお遊びで容積を変更して低域が伸びるかを試してみたくなってしまいました。 メリットが大きかったらサイズ拡大版も検討しようかなと・・。 いつもの泥沼の始まりです(笑)
■トールボーイ(高さ900mmと600mm)での試作
容積的には試作3と試作4の違いはわずかですが、 音を聴き比べてみると高さ600サイズの試作4の低音が今までのところ最も優れています。 このくらい良く低域がでると普通の16センチクラスのウーファー搭載の市販マルチウエイと目隠し比較でテストをしたら、どっちが鳴っているか誰もわからないでしょう。
900サイズのトールボーイ試作5は容積がこれまでで最大です。低域は最も伸びてはいるのですが、ここまでやると少し中低域まで膨らみすぎてキレがなくバランス的にもローブーストが過ぎている印象です。 ツィーターをつけないとちょっと厳しい印象です。 900サイズは低音を伸ばすという意味では成功ですが、音のバランス的にNGのため断念しました。
600サイズは低域の伸びと特性を考えると現状ベストなのですが、デザイン的な縦横のバランスがお世辞にもあまり良いとはいえずスペースファクター上問題があるという結論でした。
そこで第3機種目の高さ450mmのスピーカーの内部音道を調整していって、4作目に音を近づける努力をすることにしました。 サイズが4作目の方が若干大きいのでここを音道調整でどこまで良いものにもっていけるかがバックロード職人である音工房の技術の見せ所です。
開発経緯4
無響室での内部音道の追い込み
ある程度試作スピーカーの外寸や内部の音道が決まった段階でそのスピーカーの特性を無響室で測定しながら内部の音道を最適化してゆきます。
弊社の無響室は2畳程度簡易タイプのものなので、高域の特性は正しく取れますが300Hz以下の低域は反射の影響で正しい値はでません。 しかし、無響室⇔生の視聴を繰り返すことで内部の音道や空気室の容積、ダクトの長さなどを決める際の大きな手がかりを得られます。
写真のように側板をビスで外し、内部の音道を5ミリから10ミリ単位で動かし 測定を続けてゆき特性の変化を観察します。例えば、低域は良くでているけど中低域の量感にデップがあって増やしたいという場合があったとします。 そんな場合それまでの経験を総動員して内部の音道を変化させてみて、どのようにしたら100Hzあたりが膨らんでくるかを測定します。
総容積サイズが同じスピーカーの場合、 内部の構造を変更させて起こる変化は 基本ゼロサムです。つまりどこかの帯域をもち上げると、どこかの帯域が下がる。 欲しい帯域を伸ばしたら他のどこかが 落ちることになるのですが、これをいかに聴感上帯域に凸凹ができないようにするかがポイントです。 ほぼ丸5日間ほど無響室⇒内部音道変更⇒聴感で確認を繰り返していき、綺麗な低域がでるスピーカーへ作り込んでいきました。
開発経緯5
どうしても納得いく特性が出せない
無響室での測定と、実際の視聴を繰り返すなかで、試作3の音道は無響室の調整でだいぶよくなりましたのでこれを試作3’と します。 低音は良くなってきましたが 600サイズ の背の高いスピーカー(試作4)にはなかなか勝てませんでした。
サイズを測ってみると実際600サイズも450 サイズのスピーカーもそれほど内容積に違いがありません。 この程度の僅かな内容積の差が低音の量感にここまで影響するのか?? 私はいつものことながら迷いこんでしまいました。
高さ600サイズの箱は音は一番良いがサイズが大きいぶん値段も高くなるし、デザイン的にも若干難がある。コンパクトでないため販売で苦戦しそう。 一方、 450サイズは音は600サイズに劣るが、コンパクトで板取もよくデザイン的にも600サイズより良さそうで売りやすい。
「何とかして450サイズで600サイズの音を出す妙案は他にでないか???」
しかしやることはもうほとんどやり尽くしていました。 空気室、スロート、最終ポート調整、・ ・・・ PCに記録された比較用のF特測定は50回を超えています。
以前に長岡先生のスーパースワンをトールボーイタイプで同じ低域を実現できないかという実験をやったことがあります。 全く同じ空気室容積、スロート面積、広がり率、開口部面積、にしてみましたがスーパースワンの低音とは違いました。 理由は未だにはっきりわかりません。
考えられる理由は折り曲げの回数と角度が違うこと、直管の縦横比率が違うことそのくらいです。 長岡式の直管積み重ね式のバックロードは共鳴管、ホーン、迷路、 バスレフの組み合わせで動作が複雑で単純に容積だけ合わせても同じ音にはならないのだとその時思いました 。
BHBSはバックロードホーンとダブルバスレフの中間設計で、この機種に関して言えば どちらかと言えばダブルバスレフの要素が近く、動作も長岡式に比べるとシンプルなものと考えていました。 もし、この箱がシンプルなバスレフ箱だとすると容積とダクトだけで音が決まるはずなのですが、やはりどんなに音道を変えても同じ特性にならないのを考えると、このBHBSもバックロードの要素も強くもっているという印象を今回受けました。
ここから2日ほど吸音材調整等をやってみましたがやはり600サイズのほうが音が良いことに変わりはありませんでした。
開発経緯6
BHBS元祖石田氏からの図面
提供で流れが変わりました
途方にくれながら実験を繰り返していると一本の電話が鳴りました。
「石田です」 BHBSの産みの親である石田さんから電話 をいただきました。いろいろ質問しようとしたら、 「下にいます」 ということで、工場の下に車でいらしてました(笑)
石田さんに以前8センチのBHBSのキットを考えているというお話をしたところ、すで に試作を作っていらっしゃいました。 えーーー!! 「図面を見せてください!!」とお願いしましたが、其の時は手元になく後日メール でみさせていただきました。 そのときは世間話をしてお帰りになられたのですが、翌日に試作した図面を送ってい ただき速攻1階の工場で作りました。
φ70のポートがないので、68の規格品で代用しました。サイズ的に最も小さいのが石田氏のものです。 音出しをした結果恐ろしいことが起こりました。 一番小さい石田氏の箱が弊社の試作4と同等の低音をだしているのです。
何故? サイズが小さいのに低音が伸びている。 私は自分が書いた図面と石田氏のものを比較して一点だけ大きく違う点を発見したのです。 それは最終ポートの径と長さの問題でした。 ポート調整はこれまで無響室でひたすらやってきたつもりだったのですが、私のはダクトの径が大きすぎる割に長さが短すぎたようです。
バックロードバスレフのポート調整は音へ最も影響を与える最重要ポイントだと認識はしていましたが、ここのツメが甘かったことが最大のミスでした。
すぐに1階の工場で木をカットして試作3のポートをあとづけしました。 そうするとどうでしょう。 一気に低音の量感が改善され、ローエン ドもしっかり鳴りだしてくれました!! 600サイズで妥協しようか、低音のでない450で妥協しようか迷っていましたが、実に450サイズで600サイズより低音がでるスピーカーが完成しました。 かなり時間がかかりましたが、サイズは試作高さ445mm で決まりました。
サイズを小型化にする(といっても結構 大きいですが・・)戦いは毎回のことで すが、今回は今までで一番疲れました(汗) 実に多くの試作品を作りV1である Z701-ModenaBHBSminiが完成しました(汗)
開発経緯7
V1からV5までの改定ダイジェスト
1995年に販売開始した当時はZ701-ModenaBHBSminiという名称で販売し1年で400セット近く販売する大ヒット商品となりました。
2年後にV1を改定してV2を販売開始しました。高級家具に使われる本物の木のシートのことを「突板(つきいた)」といいます。この突板を綺麗に貼る動画をオプションでご提案いたしました。又サブバフルを標準でおつけいたしました。(現在販売のV6でも突板貼り動画セミナーは無料でプレゼント。) デザインをフロントダクトにしたいと思い内部音道に手をつけて再度内部調整をしましたが、V1の基本音道に勝ることはできず内部はほぼ踏襲し、微修正レベルにおさめました。
V3からはベニヤをパーチクルボードから高級なバーチベニヤに変更しました。
名称をZ701-ModenaBHBSminiからZ701-Modneaへ変更いたしました。
斜め板の取り付け部分へのホゾ加工と、部分的なプレダボ加工を行い初心者様でも組み立てしやすい仕様に変更いたしました。
デザイン的にバフルに45度の面取り加工を加えて内部音道に微調整レベルの変更を加えました。 Z701-Modenaはスーパーツィーターの相性も大変良いことから、amazonで販売しているスーパーツィーターキットに専用のコンデンサーを付けてオプション販売いたしました。
V5の最大の特徴はスピーカーユニットZ-Modenaをmk2に改定して、 Z701-Modenaのエンクロージャーによりマッチするようにしたことです。 BHBS形式のエンクロージャーはスピーカーユニットが必ずしもオーバーダンピングタイプのユニットである必要はありませんが、若干のオーバーダンピング傾向にすることで全体のバランスと低域のキレを大きく改善しています。
エンクロージャーのダクトのテーパー加工もV5から実施いたしました。
2022年8月、V6へ進化しました。外寸を20mm小さくして再設計し小型化いたしました。自作派の皆様からのご要望が多かった最終ダクトを取り外し可能な樹脂製テーパーダクトに変更いたしました。容積は小さくなりながらも低域の迫力は変わらず、癖を抑えたエンクロージャーとなっております。(バフル面取り加工と、ユニットの鬼目ナット加工は廃止いたしました)
Z702-Modena(V6)の特長
1. 音工房Zのオリジナル フルレンジドライバーZ-Modena専用箱
8センチ口径ユニットの銘器、弊社でこれまでに3000本以上販売実績のあるZ-Modenaというフルレンジ型スピーカーユニットに合わせたスピーカーシステムです。Z601-Modena、Z600-Modena、Z701-modenaと3機種のスピーカーに採用してきた実績は折り紙付きの高音質フルレンジドライバーです。V5よりZ-Modena mk2への改定いたしました。
2. スピーカーユニットをZ701に合わせて改定。Z-Modena(mk2)へ。
Z-Modena(mk2)はZ-Modenaをベースに改定を行いました。まず前モデルについていた防磁用のマグネットカバーを外し、若干オーバーダンプするためマグネットを強化しました。それによりQ0値は0.65から0.6へF0は100Hzから97Hzとなりました。低域の切れ感がアップし、超高域が伸びよりメリハリのある音になりました。
3. BHBS型エンクロージャーを採用
ブログハイエンド自作スピーカー石田氏考案のBHBS形式をベースに音工房Zのオリジナルの味付けをしたエンクロージャーです。バックロードホーン(BH)とバスレフ(BS)の良いところ取りをしたエンクロージャーは8センチ1発とは思えないローエンド再生が可能です。大量の試作と細かい改善を積み重ね、完熟の域に達したと自負しております。
4. 優れた響きをもつホワイトバーチベニヤを初採用
音工房Zの高級スピーカーに採用している優れた響きをもつ12mm厚ホワイトバーチベニヤ(地板は15mm)を全面に採用しました。
5. 内部音道を調整し、癖の少ない低音を実現
空気室・内部の音道は直線ではなく斜めに仕切ることで、箱の容積を能率的に使い切り、さらに癖の少ない低音を実現しました。斜めの板配置は接着が難しくならないように、角度切り加工したホゾにより製作を容易にしました。
またスピーカー側板、天地板の一部の製作難易度が高い部分はダボ加工をしましたので初心者でも容易に製作が可能です。(※全ての部材へはダボ加工を行っていません)
6.樹脂製 テーパー付きダクト
v6よりダクトを樹脂製のテーパー付きダクトに変更いたしました。長さを変えることでお好みの低域の量感調整を行うことが可能です。ダクトはamazonで予備のものを販売しております。
- ■バナナプラグ対応ターミナル付属
- ■ケーブルには金メッキファストンを圧着していますのでハンダ作業は不要
- ■吸音材(フェルト)も付属
- ■空気室の吸音材の量を調整することで高域の量をわずかに変更できます
- ■音道幅±0.2mmまで保証の高精度カット
- ■内部配線に高品位OFCスピーカーケーブルを標準付属
- ■スピーカー底板に耐震用の鬼目ナット取り付け用の穴を加工済み。
弊社製Z102スタンド使用時に使用可能 - ■埼玉県の自社工場で全ての加工を行っております
Z702-Modena(V6) 視聴動画
音工房Zリスニングルーム内でZ702-Modena(V6) を生録しました。
ヘッドフォンでご視聴ください。実際にご視聴を希望の場合は試聴会を定期的に開催しております。
1. メールでの直接相談にお応えします。
代表の大山へ直接メールによる相談をすることができます。
スピーカーの制作、塗装、音出し、セッティング等で迷われたことがありましたらメールでご質問ください。
2営業日以内のご返信を心がけています。
(購入時メールサポート”希望する”をチェックしてください)
2. サポートメルマガをご購読いただけます。
音工房Zの商品を購入したいただいたお客様だけが受け取ることができる”サポートメルマガ”を定期的に受け取ることができます。 サポートメルマガでは新商品の割引案内や、通常メルマガには書けないコンテンツを配信予定です。 (購入時メールサポート"希望する"をチェックしてください)
Zユーザー様は過去配信のサポートメールの重要な部分をまとめた「購入者様専用サポートページ」にアクセスできます。
3. 「制作レポート」「使いこなしレポート」PDFをご利用いただけます。
スピーカーの組み立てからネットワークの接続までを書いた「組み立てレポート」と、音を綺麗に鳴らすことを書いた「使いこなしレポート」が購入者特典ページからダウンロードできます。
4. 木工塗装動画セミナーZ200・Z201・Z202・突板貼り動画セミナーの閲覧
ハイエンドスピーカー並の仕上がりを実現する為の動画教材「木工塗装の動画セミナーZ200・Z201・Z202・突板貼り動画セミナー」をストリーミングで閲覧できます。過去に24800円で販売していた商品です。 付属の取り扱い説明書からユーザー登録をしていただきますとメールアドレスに閲覧のURLが届きます。
- ■1年に2回ほど生産いたしております。在庫がない場合、リンク先の「再販売お知らせ」にご登録いただくと再販売時にメールでご連絡差し上げます。
- ■ご購入の際に追加オプションを選択できます。▼ オプションを見る
ユーザー様の声
※ 商品レビューはお客様の主観に基づいて記入いただいたご感想ですので、全ての人が同じように感じるとは限りません。 最近ご投稿いただいたユーザーレビューはこちらのページもご参考にお願いします。(一部重複もございます。)
“ これまでに無い感動を覚えました。初めて聴く音だったのです。”
遊びのつもりで購入したスーパーツイーターが縁で為になるメールを配信していただき誠にありがとうございます。 楽しく拝読させていただいております。御社HPを拝見しZ701-v5に辿り着きました。
自作は初めてです。組立には全く自信がありませんでしたがHPを拝見しているうちに不思議と意欲を駆り立てられ挑戦するに至りました。 8cmフルレンジ1発、ネットワーク無し、バックロード、全て初めてでこのようなSPを聴いた経験はありませんでした。 暇を持て余す毎日ですので音には全く期待せずに遊びのつもりで作業を進め作成途中も「所詮玩具」の期待しかしておりませんでした。 熟読の説明図とメール。不器用な手つきの工程。2日間の作業。なんとか形が完成。SPの取付。
そして、、、初音出し
これから本題です。
驚愕。
音が出るかな?位の安易な気持ちでポンと仮置きしただけのSPから何故?これは何だ?
これまでに無い感動を覚えました。初めて聴く音だったのです。
音域のバランス、やや乾いた感じの解像力抜群、定位も良く耳なじみの良い音、心地良い音、聴き疲れしない音。
これぞ私が望んでいた音でした。
私はYAMAHA NS-1000M、PIONEER S955-Ⅱを使用中ですがSPの配置が難しく、各機種共移動、微調整も重くて容易ではありません。 各機種ともシンバル音がか細くNS1000Mは低音は重たく出にくい気難しいSPです。 PIONEERS955-Ⅱは低音の歯切れが悪く膨らみすぎ等々不満足のままこれら2機種を三十数年聴き続けて参りました。
今回のZ701-V5は添付写真の通り寝室用として利用しますが従来愛用のJBL A130の過度な低音(超低音までは伸びていないのでSW利用)と高音不足が不満でした。 それを補うに余りある御社のZ701-V5に敬服です。 セッティングの容易さ(重量)も加齢の身にはありがたいです。現在では最も利用頻度の高いメインSPとなりつつあります。
試聴開始から1週間が経過しエージングも整い始めたので塗装をしました。 NS-1000Mのデザインが好きなので艶無し黒塗装にシルバーのロゴを付けてみました。 毎日のメールは大変役に立ちました。自作初心者の処女作としては上出来と大変満足しております。
身体の動くうちにZ1000サイズのSPを作りたいと思い、その発売を心待ちしております。 御社の益々の発展を御祈念申し上げ、今後ともご指導の程よろしくお願い申し上げまして御礼の挨拶とさせていただきます。
“ 箱のサイズを考えればFレンジは十分に広く、Hotel Californiaの低音も、量感豊かで雰囲気がよく出ていました。”
音工房Zの大山さんが新作(まだ試作段階)を引っさげて来てくれました!
大山さんの凄いところは、自ら設計製作したスピーカーを、様々な部屋に持ち込んで、実践的なデータを取り、そして調整の材料とすることです。私のこの部屋は、木造住宅の小部屋の実験室と、位置付けていいと思います。
現段階では試作ということもあり、詳細は省かせていただきますが、音は8割がた出来上がっていると感じました。
すでに音工房Zから発売済みの小型作品同様に、中域から低域にかけての質感を上手くつなげています。流石、大山さんは小口径ユニットの使い方を熟知しています。
音に厚みがあるので安定感があり、さらに小口径のレスポンスの良さが加わるので、ジャンルを問わず音楽が楽しめました。
高域は現段階ではユニットの個性を尊重して、10Kh付近に華やかさを感じますが、これはツーイーターは必要ない音作りとも言えますかね。
箱のサイズを考えればFレンジは十分に広く、「Hotel California」の低音も、量感豊かで雰囲気がよく出ていました。
この試作段階でも付帯音はまずまず抑えられているので、最終調整後が楽しみです。
今回の試作機が世に出るとすれば、低価格モデルの位置付けとなるそうですが、値段はまだ未定だそうです。Z601より大きいので、やっぱりチョイ高いんでしょうか??気になりますね。
今回も新作をいち早く聴かせていただき、ありがとうございました!
“ 20センチクラスと間違えるような低域で音離れが良く小型スピーカーの傑作です。”
今回はパーチクルボードからパイン集成材に、さらに開口部を前側に無断変更してしまい申し訳ありません。
オリジナルとは若干音も異なるかもしれませんが、低域から高域域にかけて癖が少なく20センチクラスと間違えるような低域で音離れが良く小型スピーカーの傑作です。
無垢材は乾燥ひび割れの恐れがあるので乾燥が進んでから塗装予定です。
“ 長時間聞いてもちっとも疲れない心地のよい音楽を聴いています。”
今回で3回目の製作です。
6/13から6日間で組立、6/14にツキ板米松板目Lシート、6/23アマゾンへ電動トリマー・ビットを発注。6/25-6/28ツキ板貼付、梅雨の晴れ間2日間でホームセンター購入のラッカーランディグシーラー、ラッカーニスで塗装しました。
初めてのツキ板使用で2回大山さんへメールしてアドバイス頂き7/1音出しができました。
最初の音出しで低音が出なくて、よく見ると、前回同様にユニット取付けビスのバリ盛り上がりでバッフル板にユニットベースが密着してなかった。猛反省。
Z601-Modenaに比較して高域から中域の切れの良さ加えて、奥行きのあり、おなかに響く重低音はさすが聞き応えがあります。長時間聞いてもちっとも疲れない心地のよい音楽を聴いています。
“ サブウーファーは不要となりました。”
お世話になっております。z701modena-BHBSmini 昨夜遅く、ようやく完成しました。
まだ慣らし視聴ですが、サブウーファーは不要となりました。オーディオはど素人、しかも使用している機材は、ビクターのウッドコーンスピーカーのミニコンポです。高級オーディオはあまり聴く機会がありませんが、自宅で日常的に聴くには十分満足する音が聞こえくれております。
少し狭くなってしまった音道は、壊さないと外せないような状態でしたので、せっかくアドバイスをいただきましたが、そのまま作ってしまいました。突き板を貼りましたが、アイロン接着中は完璧だと思いましたが、その後乾燥が進むに従い膨らみや下地処理のいい加減さが露出してしまい、自分の性格そのままのいい加減さです。初の製作ということで、そのあたりは自分で納得の範囲です。
しかし、本当に音は予想以上の低音の響きとボーカルのくっきり感があり、十分に満足しております。いずれまた、チャレンジしたくなる、そういう意欲を沸き立たせるものがありました。
製作を始めてから出来上がりまで、本当に充実した時間を持つことができました。これからがまた楽しみです。この度は本当にありがとうございました。
“ どうして8センチのフルレンジが32センチのウーハーより厚みのある低音の響きがあるのか謎ですね。”
初の本格的スピーカー制作になります。
じっくり時間かけて1週間程で作る予定でいましたが、早く聞いてみたいという思いから2日で作ってしまいましたもう少し作る楽しみを味わいたかったです(笑
意外と簡単なんですね。
仕上げは突き板貼るか色を塗るか迷いましたが素人だし色塗りが失敗しても上から突き板貼ればいいと思い黒く塗ってみました。真鍮製のネジがアクセントになり結構気にいりましたこれで完成とします。
エージングとかよく分からないのですが 1週間程聴いた今では最初の音出しより音の分解能が上がった気がします。最初から良い音で鳴ってますよ。
隣のメインスピーカーであるダイアトーンと音の出方は違いますがいい勝負ですね。
古いですがコンデションバッチリです!
爆音で比較したらモデナの音は高音はよく出ていますが 若干柔らかく湿り気があるというか疲れない音。ダイアトーンの方が硬いのかもしれません 明らかに違うのは低音の方でダイアトーンの方はドスンとキレがあり内臓に直接くる感じですが、モデナの方はズンと厚みがあるからだが包み込まれるような音です。逆の予想でいました(汗
どうして8センチのフルレンジが32センチのウーハーより厚みのある低音の響きがあるのか謎ですね。
そもそも2万5千円のスピーカーがその10倍の値段のスピーカーと同じ土俵で比較するのが間違いだと思うのですが(笑
音楽はどんなジャンルでも聴きます。主にネットからダウンロードしたハイレゾ音源ですがモデナとダイアトーンは同じ位のクオリティで、音の出方がまるで違うのでジャンルにより切り替えて聴く楽しみができました。車に例えるならダイアトーンは元気なツインカムエンジン。
モデナはトルクのあるターボエンジンというとこでしょうか(笑
因みにポートには桟は2本とも挿して出口を絞ってます。開放だと中低域の量感が増えます。バックロードらしい感じですが絞った方が好みですね~
“ 低域はバックロードホーンの威力を思い知らされました。”
小生55歳になる自作初心者です。製作前は多少の不安もありましたが、何度も工程を確認しながら、土日でコツコツと1か月かけて製作しました。
出来ばえにも満足し、こんなに夢中に取り組んだのは何十年ぶりかと、楽しい時間を過ごしました。さて肝心の音質ですが、とにかくびっくりです。一言で言えば音が生々しいのです。クラシック、ジャズを中心に幅広く聴きますが、まず驚いたのはホールのライブな音空間を見事に再現することです。
クラシックは臨場感が素晴らしく、こもった感じが全くしません。これが大山様のおっしゃっていた、フルレンジ一本での音の鮮度の違いという事でしょうか。コンサートから帰って、同じ曲をかなりの音量で聴いても、ホールの臨場感を味わえずモヤモヤしていたのが、このスピーカーで一掃されました。
今まで使っていたB&W685はCPの高い良いスピーカーだと思っていましたが、Z701の鮮烈な音と比べると、かなり音がこもって聴こえていた事に気づかされました。もう685を聴く気になれません。
音の透明感とそれに伴う音場空間の再現は素晴らしく、アコースティックな音源は本当に生々しい音に感じます。小口径なのでスピーカーの存在を忘れて音に包まれ、本当にこれが鳴っているのかと、友人に驚愕されました。フルオーケストラも難なく再生、音圧もけっこう感じます。定位はバッチリで、オケの楽器の位置もはっきり分かります。
ボーカルは目の前で歌っているようで、床にポン置きでも、ソフィー・ミルマンやダイアナ・クラールが我が家のリビングで歌っているようです。伸びやかな中高域の素晴らしいユニットですね。そして低域はバックロードホーンの威力を思い知らされました。
専用スタンドキットも即註文し、到着が楽しみです。セッティングを詰めていけば、コンサートホールの特等席が約束されたものと期待しています。想像するだけでワクワクです。
この値段でとてつもないシロモノを手に入れたと喜んでいます。
大山様の設計に脱帽。
良い商品を提供してくださって、ありがとうございます。
音工房ZのHPに出会えてよかった!
“ 英国の一流ミュージシャンが驚いたZ701 Modena-BHBS mini ”
リタイヤ爺様と大山氏の共通点は<上から目線がない>って事でしょう。お二人とも頂点と云っていいオーディオの専門家なのに、分からないことは分からないと素直におっしゃる。そんなお二人の素敵な人柄に惹かれ、僕のオーディオ熱が、この南スコットランドの田舎で、ン十年振りで再燃しちゃったんです。嬉しい事ですよね。
林あり森ありの広大な敷地に、外壁の厚さが40cmあるヴィクトリア時代の我が家、さらにお隣さんまで1キロと、大音量でもご近所迷惑のまったくない浮世離れした環境も、オーディオ熱再燃をあと押ししてくれました。でも、そこらにいる野ウサギちゃんやリス、鹿たちには迷惑かも…
リタイア爺様のコメント<小音量でも情報量が多いのが良いスピーカー>。Z601がまさにそうです。この小さなスピーカーの緻密な音質に僕はかなり満足しています。が…
船便で届いた「Z701 Modena-BHBS mini」…塗装も含め半日で組上げました。Z601製作時、エメラルドグリーンの綺麗な絹のハギレでネットを自作したんだけど、女房の「私の絹のスカーフ知らない?」に一瞬ギクッ!だけど「知らないよ」と云っちゃった。で、今回のZ701のネットは、バスルームからブルーのゴシゴシタオルを失敬した。
じゃ、聴いてみましょう。ビル・エヴァンスの「タイム・リメンバード」。一曲目の長いソロ、戦場に赴く息子を思う母の気持ちを切々と訴える「ダニーボーイ(アイルランド民謡)」は心に沁みます。このアルバムの後半、LAでのライブは、拍手に奥行きを感じるしスネアやシンバルなど高域もリアル。
パブロレーベル「ベイシー・ビッグバンド」の二曲目「フレックルフェイス」、演奏が始まって3分55秒、ドラムス、ブラス、ホーン、つまりオーケストラ全体が強烈に炸裂する一瞬がある。その爆発をものともしないZ701の迫力に思わずのけぞってしまった。たった8cmなんてウソでしょう。Z701!君はスゴイ!
オーストラリアのジャネット・サイデルの「アート・オブ・ラウンジ」。特に6曲目「アット・サンダウン」がいい。アルトでほぼノンビブラート、微かにハスキーなジャネットの<かまとと>ヴォイスを、Z701はこの上なくほんわかと再生する。ジャネットも抱きしめたいけど、Z701!君も抱きしめまっせー。エッ?遠慮しとく?
高域で声が裏返る人は珍しくないけど、ヘイリー・ロレンは色んな音域で声が裏返るめずらしいシンガー。アルバム「They Oughta Write a Song」の「枯葉」など、声がしょっちゅう裏返る。Z701がその裏返る瞬間を見事に再生するたびにもだえちゃうボク…。女房が呆れて、「勝手にもだえてなさい。ええ歳こいて…」
エミリー・クレア・バローのアルバム「Like a Lover」とヘイリーの「Simply Love」、そのどちらにもある「On The Sunny Side of The Street」を比べてみる。健気なエミリーに対しやや色っぽいヘイリー。どちらもベースが大きくフューチュアされているけど、Z701の低域はこれで充分でしょう。
1957年と云えばステレオ録音の黎明期。ソニー・ロリンズの西海岸での名演「ウェイアウト・ウェスト」は、ステレオ最初期とは信じられない好録音です。倉庫を兼ねた簡易スタジオでの録音だとは信じられない。ロリンズがテナーを高々と持ち上げる動きがはっきり見える。そして当時の、ブリッジの高いベースを弾くレイ・ブラウンの強力な運指をZ701はストレスなく再生。この点、やはりZ601を凌駕してますね。
木野雅之がハンガリー交響楽団と共演した「ベートーベン・ヴァイオリンコンチェルト」は、演奏も録音も超一級。そのハイブリッド録音がゴールドディスクに選ばれたこのCD、英国のアマゾンで、なんと70ポンド(約1万2千円)の値が付いているのを見た。Z701は、東欧オーケストラの雄大さと、二十世紀の巨匠ルッジェーロ・リッチから譲り受けたという木野の名器の、なんとも艶やかで美しいサウンドを余すところなく再生する。「ロマンス」一番二番も出色の出来です。
長年アムステルダムを拠点に演奏活動してきたチェンバロの家喜(いえき)美子は、常に世界最高のレストアラーが修復した歴史的名器で録音している。日本の技師によるエディンバラでの録音「バッハ・ゴルトベルク」を初めて聴いた時、歴史的名器が等身大でそこにある生々しい臨場感に驚いた。
半信半疑、大山氏の作品を見よう見まねで音響パネルを自作してみました。いい加減な作りなのに間違いなく効果あり。リタイヤ爺様を真似て左右のスピーカーの間に置いてみたところ、でっかいベースを弾きながら唄う、アルバム「思い出のパリ」のニッキ・パロットの、知的で甘く可愛い彼女の声が、すぐ目の前に生々しく出現した。
さらに、ビル・エヴァンスのピアノがいっそう輝きを増したのにも驚いた。リタイヤ爺様の凄さに仰天しましたね。大山氏の本格音響パネルだと、その効果はもう絶大だと思う。音響パネルは必需品だと今は思ってます。「爺の喫茶室」で仏法の極意を簡明に説いてくださる実に有り難い爺様だけど、僕にとっては<神様、仏様、リタイヤ爺様>ですね。
超大物ミュージシャンのバンドのキーボード奏者として世界ツアーに出ていた長女がロンドンからバンドメンバーを連れてきたのでZ701を聴かせた。ネットを外してユニットを見せると、一流ミュージシャンの彼ら、<信じられない!>を連発。<日本の技術はすごいやろ!>に全員深~く納得。大山氏とリタイヤ爺様は英国の一流ミュージシャンの頭を深く垂れさせたのでございます。このお二人には日本人として誇りを感じますね。
Z601製作時、<なんで鳥の巣箱を二つも作ってるの>と呆れていた女房も、Z701による、彼女の好きな「ホテルカルフォルニア」の迫力に仰天。でも、バスルームのゴシゴシタオルの行方不明の理由がばれてしまった。
リタイヤ爺様や大山氏のアドヴァイスは値千金です。お二人に対し、地球の裏側で謹んで頭を垂れています。素晴らしいサウンドをありがとう!感謝感謝です! さあ、お楽しみはこれからや!ワインはシャルドネ…、オーイ!エイのヒレ持ってきてちょうだーい!マヨネーズと醤油もなー! あゝ、こんなしあわせって…♪…
“ 市販品の10万超えのスピーカーと比べてもいい勝負をする、ものによっては超えているとさえ思えます。”
※スピーカーユニットは弊社のアドバイスによりお客様が置換されております。
Z701BHBSのエージングがほぼ終わりましたので、レビューしたいと思います。音源は、プレーヤーがSONYのHAP-Z1ES、アンプがOctaveの 真空管プリメインV70SEです。
まず、2つの点で驚きました。恐ろしいくらい正確な板材カットのおかげで実に組みやすかったです。組む時間が短くてすみましたので、一気に突き板も張ってしまいました。ローズの突き板を張り、つや消しウレタンニスにて塗装しました。突き板張りセミナーも大変有効で、初めての体験でしたが、そこそこ上手く貼れました。
このカットならば、初心者の方でも誰でも組めると思います。
そして、もう一つの驚きは、8センチ フルレンジとは思えない音です。
文章で書くのは難しいですが、低音から高音まで、全く澱みなくあふれてくる鮮度の高い音。。。という感じでしょうか。それと特筆すべきなのは得手不得手があまりありません。どんなジャンルの曲でも、そこそこ鳴らしきってしまいます。
これが音工房Zのエントリー機?だというのが信じ難いです。市販品の10万超えのスピーカーと比べてもいい勝負をする、ものによっては超えているとさえ思えます。
今まで、密閉、バスレフ、バックロードと自分の設計で作成してきましたが、アホらしくなりました(笑)。残念ながら、そう思うしかないほどの完成度の差があります。どうやれば、こんなすごい設計ができるのか?教えてほしいほどです。
あまりの音の良さから、この箱はもっとポテンシャルがあると感じ、欲が出てユニットをAlpair6Pに換装しました。トリマーで穴を拡大し、座繰りしてフレームを埋め込みました。
思った通り、音は数段Upしました。特に低音の伸びがすごいです。高音の差は僅差であり、好みの領域かと思いますが、伸びと解像度はAlpairの方がいい感じです。もちろん、ユニットの値段が結構なお値段なので当然 なのでしょうが。見た目はフレームが大きく箱とのバランスが良い感じがすることと、コーンの色合いが突き板と合うので、Alpairの方が好みでしょうか。
ネットワークが入っているマルチWayを 聞くことが多いので、フルレンジ一発の鮮度の高さは素晴らしいです。今までは、それは知りながらも、レンジの狭さや得意なカテゴリーが偏ることから、どうしてもマルチを聞くようになっていました。しかし、このスピーカーはそれを見事に両立しています。出来の良い箱と出来の良いユニットが合わさると、マルチは不要なのかもしれないと感じています。
元のユニットは、PC用に小さな箱に入れて使うことにしました。これも結構、いい音でなっております。一気に二カ所の音が大幅に改善されました。良い商品をありがとうございました。
よくある質問
以下のものは返品・交換・返金の対象になりません。
★板のそり、木口の色合いの違い、突き板の継ぎ目などがあること
★主観的な音に関わること
★バーチベニヤには補修のパッチがある場合があります(写真1)。バーチベニヤの木口には節に当たる部分が焦げていたり、一部抜けていることがあります。(写真2)また木目方向に毛羽立ってしまう感じになる場合があります。(写真3)
Z702-Modena(V6) 仕様
ユニット | Z-Modena mk2 |
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周波数特性 | 50Hz~18kHz |
能率 | 86dB/W |
定格入力 | 12W(最大瞬間25W) |
インピーダンス | 8Ω |
寸法 | 幅158mm×高さ445mm×奥行き295mm(木材部分のみ) |
重さ | 片ch 約5Kg (ユニット込み重量) |
ターミナル | 埋め込みタイプ(バナナプラグ対応) |
内部配線 | OFCケーブル |
エンクロージャー形式 | オリジナルバックロードホーン型(S-BHBS型) |
エンクロージャー材 | フィンランドーバーチベニヤ12,15mm |
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