「Q:メールマガジンが最近届きません。
自動解除されてしまったようなのですが・・・ 」

A:まずは、迷惑メールフォルダをご確認ください。実際に自動解除される場合もありますので対策をお伝えします。

 メールマガジンが届かないというお問い合わせを多くいただいております。多くは迷惑メールフォルダーに入ってしまっているケースのようです。こちらはお客様のご利用いただいているプロバイダーに「迷惑メールではない」という設定をお願いします。 

 実際に自動でメールマガジンが解除されてしまう場合について解説します。弊社で利用しているメールマガジン配信サーバーはASPという弊社が料金の支払いをして利用する、メルマガ配信スタンド(JCITY)を利用しています。こちらのメルマガ配信システムでは3回連続でメールが届かないと、自動で当該のメールアドレスを解除するというルールがあり、これは変更できない仕様になっておるようです。例えば、メール容量オーバーなどがそれに当たりますがそれ以外にも自動解除になる場合が多々あります。メールが自動解除になると思われる原因はホームページからのコピーで下記に列挙させていただきました。

なお、弊社ではメール配信システムの負担を軽減するためにお一人様にご登録いただくメールアドレスを2つまでとさせていただいております。自動解除になる可能性はどのアドレスにもあるため、メルマガを確実に読みたいお客様はこちらより予備のアドレスをご登録ください。同一IPからの大量の異なるアドレス登録はシステムの負担になりますので、こちらで一括解除させていただく場合があります。

■システム的な理由からの解除

1. メールアドレスが存在しない、ドメインが廃止されているなど、恒久的に届かない場合。
2. ソフトバウンス(Soft Bounce)多発 一時的なエラー(受信サーバの容量不足、一時的な接続障害など)が繰り返された場合。
3. スパム判定・苦情報告(Complaint) GmailやYahoo!メールなどの受信者が「迷惑メール」ボタンを押すと、その記録がフィードバックされ、一定件数を超えると強制解除されることがある。
4. エラーコードやブラックリスト判定に基づく除外 一部のサーバーから「この送信元を受け入れない」と明示的な拒否コードを返す場合、該当アドレスがリストから外される。
5. 未開封が続いた場合の自動クリーニング) 一定期間開封がなかった読者に対して、自動的にリストから削除・配信停止処理をする設定(エンゲージメント最適化の一環)。

■ ユーザー起因の理由(読者側の操作・状況)
6. メール転送設定ミスによるエラー発生 転送先でループ、容量オーバーなどが起き、結果的にエラー処理としてカウントされる。
7. メールボックスの容量オーバー 長期間未使用でメールボックスが満杯になり、配信不可に。
8. フリーメールの自動振り分け(→削除)による影響 Gmailなどで迷惑メールフォルダに自動振り分けされた後、自動削除が行われ、開封ゼロと見なされる。
9 メール受信環境・技術的問題
10. DNS不整合やSPF/DKIMの不備で拒否される 送信ドメイン認証に失敗すると、受信サーバがエラーとして返すことがあり、それによりアドレスが削除される。
11. モバイルキャリアメールのフィルタ強化 docomo、au、SoftBankなどのキャリアメールで、企業メールが「なりすまし」と判定され、届かずエラー扱いに。
12. 一括アドレスクリーニングに巻き込まれる ASP側がシステムメンテナンスや安全対策の一環で「疑わしいアドレス」をまとめて自動解除することがある。
13. 過去のバウンス履歴による“再登録制限” 同一アドレスが過去にバウンス処理された記録があると、再度メルマガ登録されてもすぐに解除対象になる場合がある。

■ その他の可能性

14. 同一IPからの不審な登録・購読操作 ボット的な挙動が検知された場合
15. 企業のセキュリティシステムが自動削除 受信先が企業メールで、情報漏洩やスパム対策のために一部自動的に遮断